ガソリン使用量の減少
石油価格が高騰すると、消費が冷え込みます。
一番わかりやすい例ですと、ガソリン使用量の減少ですね。
今では1ℓ 150円を越す場所も出ていますので、
車に乗る機会を少なくして、ガソリンを買わない人が増えています。
昔は、ガソリン価格が1ℓ 100円を切っていたことを考えると、
今の価格がユーザーに受け入れられないのは、しょうがないですね。
2006年は、ガソリン高の影響で、ガソリンの国内販売が、
32年ぶりに前年割れしました。
2006年の日本は、景気回復を受けて、消費が増加した年でしたが、
エネルギー(ガソリン販売量)は、前年割れしました。
自動車ユーザーは、ガソリン価格上昇に過敏に反応したんですね。
車で旅行に行くのを避けたり、近場で済ませたり、飛行機を使ったり、
ガソリン価格が落ち着くまで、なるべく車を使わない構えです。
こうして消費が冷え込んでいくのも、原油高の影響です。
日本では、石油販売量の前年割れ程度で済んでいますが、
お隣の国、韓国のガソリン事情は深刻です。
韓国のガソリン価格は、日本の約3倍の価格です。
そのため、韓国国民はかなり苦しめられているようです。
車を使わないわけにもいかず、家計が圧迫され、消費は冷え込んでいます。
原油価格高騰が収まったとしても、以前需要は多く、
原油価格は高水準で推移する見通しです。つまり、
韓国のガソリン事情は、まだまだ苦しい時期が続くということです。
原油価格の高騰は、景気に大きな影響を及ぼします。
石油市場の影響力は、経済全体と連動しているものです。